2歳児で言葉が遅いとき~発達の目安と対処法、発達障害の可能性について

   

言葉の発達が遅いとき


周りの子供と比べて、「うちの2歳児は言葉が遅れていて、もしかすると発達障害かも・・・」と不安になっていませんか?
 
 
親として子供の成長にはいつでも不安がありますよね。2歳~3歳の時期の不安なこととして言葉の発達があります。この記事が、発達障害かも・・・とうすうす不安を感じている方にとって参考になればと思います。
 
ジェイ
よぅ奥さん、久しぶりだな!
今回は、
・言葉の発達の目安や発達障害について
・相談場所や対処法
・言葉遅れを感じていたが正常だったエピソード
を調べてみたぜ。
 
 
 
 
 
 

2か月~3か月

乳児は機嫌の良い時、いろいろな意味のない声を出すようになります。
 
 

9か月~1歳ごろ

9か月ごろから大人の声マネをするようになります。1歳ごろになり理解できる言葉が100語程度に達するとママ、マンマ以外の言葉を一つ話せるようになります。
 
 

1歳半~2歳ごろ

1歳半以降になると単語数が急に増加する時期で、動詞(~する)、形容詞(きれいな~、大きい~)も現れます。2歳ごろには2語文が出現するようになります。
 
 

3歳以降

他人の話した言葉を聴き、文脈に即した応答ができるようになり、会話が成立するのは3歳以降のようです。
 
 

我が家の場合

うちのもうすぐ3歳になる娘もだいたいこのようなペースで言葉を発するようになりましたが、周りの子どもたちよりは遅かったです。
 
 
心配していましたが、言葉を発するようになるのは突然の出来事でした。できるようになってからはどんどん他の言葉も発するようになりました。
 
 
もうすぐ3歳になりますが、3語文、4語文も出るようになってます。口の発達が遅いのか、なかなかハッキリと発することはできません。
 
 
覚える単語も得意、不得意というか興味のあるなしというのかもしれませんが、色に関しては全く覚えず・・・好きな色のピンクだけしかわかっていません。
 
 
 

言葉でみる発達障害

声を出している画像
その前に、「言葉が遅れている=発達障害」というわけではないので心配しすぎないようにしたいですが、冷静に見守りたいですね。もし当てはまるかもというときは後半に相談場所や対処法も書いてますので読んでみてください。
 
 
 

発達障害の評価(言葉遅れ)

言語発達の遅れの判断としてのおおよその目安が、厚生労働省のHPで公開されている「一般小児科医のための子どもの心の診療テキスト」に記載されていました。
 
 
おおよその目安として・・・
発話:18ヶ月で有意味語がない、3歳で2語文が話せない。
 
言語理解:18ヶ月で身体部位を示せない、3歳で簡単な会話が成立しない。
 
 
 

広汎性(こうはんせい)発達障害

「子供の言葉の遅れ」ということから疑われる発達障害としては広汎性発達障害があるようです。
 
 

◆特徴◆

言語の発達の遅れ、オウム返しや独り言、しゃべるけど会話が成立しないなどがあるようです。上述した目安からチェックしてみましょう。
 
※オウム返しとは、たとえば「トイレに行く?」と声をかけたとき、その応えとして「トイレ・・」などのような質問を繰り返すような反応です。
 
 
その他の様子としては、指さしなどのジェスチャーの発達の遅れや、戦いごっこやママゴトなどの「ごっこ遊び」「見立て遊び」がとぼしいなどがあるようです。遊びの発達の目安は以下が参考になります。
 
 
※遊びの発達の目安
2歳頃までは感覚遊び(見て喜ぶ、触って喜ぶ等感覚を機能させること自身に心地よさを感じるもの)が多いが、その後ごっこ遊びが増え、3~5歳でピークとなる。
 
4歳頃からは構成遊び(積木、プラモデル作り等組み立てたりしながら楽しみを味わう遊び)も増えてくる。
 
絵本を見たり、お話を聞くなどの受容遊びは1歳頃から始まるが、実際に楽しめるようになるのは幼児期後半である。
 
 

◆原因◆

これは親の育て方ではなく、脳機能の障害が原因であることがわかっています。遺伝的な要因が関係しているようですが、まだまだわかっていないことも多いようです。
 
発達障害は言葉の遅れだけではなく、日常の様子から総合して考える必要があり、言葉が遅れているだけでは発達障害と言えない部分もあります。
 
 
 

発達障害以外の言葉遅れの原因

ませてる
言葉の遅れは発達障害でない場合でも起こりうるようです。
 
 

個性によるもの

得意、不得意、興味のあるなしなどで言葉が理解できていても言葉が出ないというのがあるようです。または口の筋肉の未発達により、何を言ってるかわからないということもあります。(本人は正確に言っているつもり)
 
 
 

インプットまたはアウトプットが少ない

両親とのコミュニケーションが少なく、そもそもインプットが少ない場合があるようです。この記事をみている熱心な方なら考えにくいかもしれません。
 
 
最近では、スマホやタブレットの普及で子どもに動画を見せるのに大変便利になりました。うちの子どももYOUTUBE動画が好きで見たがります。動画を見ているときはジッと静かに見ているので、その間に家事をしたりと助かる場面もありますよね。
 
 
しかし、動画は情報を受け取るばかりで子ども自身が話すというアウトプットがないので言葉を発する練習にはなりません
 
 
言葉の発達にはインプットとアウトプットが行われる両親との生のコミュニケーションが大切のようです。
 
そのような研究結果もあるようです。
 
 
 

耳の病気による言葉遅れ

いわゆる難聴が乳児期からあると、言葉を学習できないので発達が遅れることがあります。しかし、言葉を学習する能力が劣るわけではないのでトレーニングを行うことで言葉は必ず発達するそうです。
 
 
したがって、早期の発見が大切なのですが、中程度~軽度の難聴だと人の声には反応するので気が付きにくいようです。
 
 
難聴については神尾記念病院のHPでわかりやすい情報が載っていました。30年以上、実践されてきたプログラムにより実績も数多くあるようです。
 
 
 
 

言葉を育む育て方

おしゃべり
赤ちゃんの時には一般的に語りかけ、話しかけをたくさんしましょうといわれていますね。
 
これは、語りかけをすることにより「ある場面」で「ある言葉」が使われるといった経験を繰り返すことで、これは○○なんだ!ということが経験的に学習されていくということのようです。
 
 
特に赤ちゃんの場合は未来や過去がわからないので、今ここで起こっていることを言葉で表現して語りかけることがポイントになります。そういった経験を繰り返して言葉を覚えていくそうです。日常のコミュニケーションが言葉を育むのですね。
 
 
 

もしかして発達障害かもと思ったときの相談場所

一人で悩まない
 

子育て支援センター

子育て相談で一番身近な存在なのが子育て支援センターですよね。発達に心配があるなど子育てや療育に関する相談をすることができます。週2回など相談日時が決めてある場合もあるようです。
 
 

地域の療育センター

療育センターとは発達障害の可能性のある方を診療する医療施設と教育(療育)を行う福祉施設があるところで、各地域にあるようです。市のHPなどで知ることができます。医療と教育とを併せ持った対応をするので、療育と呼ばれるようです。
 
 
診療は予約制になっており、市町村で行われる乳幼児健診から紹介されたり、相談している小児科医などから紹介されます。
 
 
紹介状がなくても直接問い合わせることで診療できるようです(この場合は別途お金が必要になることがあるそうです)。
 
 

小児科医

普段の生活でよく利用する機会が多いのが小児科ですよね。かかりつけの小児科の先生に相談してもよいようです。療育センターを紹介してもらえることもあるそうです。
 
 
子どもの発達について相談する場所というイメージがないのでピンとこない方もいるかもしれないですが、厚労省から「一般小児科医のための子どもの心の診療テキスト」というものも出ていますので、知識として持っておられると思われます。
 
 
確実なのは発達専門の小児科医に相談することです。
 
 
 

発達障害かも!?というときの対処法

 

療育という方法

療育というのは、医療と教育が関わり合った社会的な自立を支援するための訓練です。
 
 
まず、発達障害というのは病気ではないので治療で「治す」というものではありません。発達が一般と比べると異なるというもので、発達障害=障害児でもありません。また、発達が遅いだけで発達障害ではない場合もあります。
 
 
乳幼児時期の子どもは個人差も大きくなかなか発達障害と断定されない場合も多いようです。しかし、乳幼児健診などで発達が遅いと指摘をされたときに考えたいのが療育です。
 
 
発達障害は早期に療育などの対応することで効果が期待できると言われています。また、療育を始めてみたけど単なる言葉遅れで問題なかったということもあるそうです。
 
 
他サイトになりますが、療育についてライターさんの体験とともに非常にわかりやすくまとめて書いておられる記事を紹介します。
 
 
 
 
 

経歴に傷がつく?

療育に通うことが経歴に傷を付けることはないと考えられます。もし療育に通って発達障害でなかったことがわかった場合、将来、履歴書に療育に通った経歴を書く欄があるでしょうか?まずありません。
 
 
 

いま言葉遅れがあっても正常だったエピソード

学習してます
2〜3歳で言葉の遅れを感じていたけど、単なる言葉遅れだったという経験談がないか調べてみました。
 
 
 
 
➡YOMIURI ONLINE 発言小町
 
➡ヤフー知恵袋
 
 
単なる言葉遅れだったというエピソードは多数ありました。いま抱えている心配も、将来振り返ったときに笑い話になるかもしれません。
 
読み込んでいくと療育に通ってよかったというエピソードもありますね。
 
 
 

僕が思うこと

自分の子どもが発達障害である、そうかもしれないということを受け入れるのはかなりハードルが高いと思います。
 
僕の2歳11ヶ月の娘はおしゃべりが上手になったので、今になってみれば良かったと思えますが、2語文3語文がでるか心配していた時期があります。(今度は他の点が気になっているのですが・・・)
 
なので、これを読んでくださっているご両親の気持ちはわかるつもりです。
 
 
発達障害というのはナイーブな話題ですが、(兆候があるとしたら)想定しておかないといけないのではと思うのです。その名前自体受け入れがたいものですが、この時代に生まれてきた恩恵を受けることができるというのは運がいいのではないかとも思います。
 
 
僕は今回調べてきて、もし娘に言葉がでていなかったら療育をさせていたと思います。仮に療育を受けさせていて健常だったということであれば「よかったね」で済みますし、早期からの療育は適応機能の改善が期待されるということもあります。
 
 
経歴に傷がつくかどうかも確かに気にはなりますが、経歴に傷がつく以前に、健常者とくらべて「なんでできないんだ!」と子供自身が傷ついて結局社会に出られないということだってあるようです。
 
 
いまや職業はどんどん新しいものが出てきてますし、僕らが想像しえないものがこれからもどんどん出てくるはずです。逆になくなっていくものもたくさんあります。
 
 
得意なものがあれば、たとえ障害があっても食っていける時代だと思います。我が子には伸び伸びと自信を持った強い子に育って欲しいなと思います。
 
 
2~3歳というのは過渡期というか判断に難しい時期でヤキモキする時期なのかなという印象です。いわゆるグレーゾーンと言われる時期ですね。ただ、いち親として後悔したくないし、子どもに胸を張れる親でありたいですよね。気が付かない親、見ないふりをする親にはなりたくないです。
 
それでもまだ受け入れられないという方は、早期の対応でどんな未来になるか想像してみてください。
 
 
 

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